1月23日(日)
“荒川車庫前”から再び早稲田行きの都電・荒川線に乗り込んだ。
“飛鳥山”で降りて“飛鳥山公園”を少し覗き
展示してある都電の車両と蒸気機関車の写真を撮っただけで
停留場へと戻った。
特に見るべきものが無かったわけではない。
“飛鳥山公園”には“紙の博物館” “北区飛鳥山博物館” “渋沢庭園”があるし
15分ほど歩いたところには“旧古河庭園”もある。
更には“地震の科学館” や“国立印刷局王子展示室”もあり
全部を廻るには一日がかりになるかなということで
次回に廻すことにし、早稲田行きの電車に乗り
次の目的地である“巣鴨地蔵通り商店街”に向かった。
<註)“古河庭園” “飛鳥山公園” “地震の科学館” “渋沢庭園”には
2012年3月1日に駒込から王子まで歩いたときに寄っている。><駒込から王子へ歩く>
その最寄停留場は“庚申塚”である。
“庚申塚”停留場からは流石に多くの人の流れがある。
流れに乗っかって前へ、前へと進んでいると
目にも鮮やか、びっくりするような赤一色の店がある。
立ち止まって店の中をパチリ
ほほお~・・干支のうさぎさんの赤パンツや腹巻などがあるよ~
写真を撮っていると後ろから声が聞こえてきた。
「ここで待ってるから買って来いよ」
夫が妻に話してるのだろう。
おそらくご自身は店内に入ることに抵抗があったに違いない。
後日、今回は訪ねなかった長男にこの話をしたら
「男物と女物のペアで買ってきたら好かったのに~」だって・・・。
いくらなんでもあの中に入る度胸はありませんよ。
買って使ったとして
交通事故に遭って搬送先の病院でオペのとき
若くて美人の看護師さんに見られたらどうすんだ
赤面どころじゃないよ
麻酔から醒めたくなくなるな。
“巣鴨地蔵通り商店街”は
“ばあちゃんの原宿”だそうだが
若い人たちも歩いてるなあ。
ベンチに座っていたら
隣りのベンチに70歳代と見受けられる数人の女性がやってきて
茨城弁でおしゃべりを始めた。
どうもバスツアーらしいことが判った。
人気のスポットなんだねえ。
“とげ抜き地蔵”で知られる“曹洞宗の“高岩寺”
境内に入ったら何とまあ、凄い行列が続いている。
一時はこの門前が最後尾だった。
その先には何があるのだろうかと本堂に上がって確かめると
人ごみの向こうに見え隠れしている像がある。
観音さまに水をかけて、それを拭いているのだ。
最初はこの像が“とげ抜き地蔵”なのかと思っていた。
“洗い観音”
自分の体の痛い部位と同じ観音さまの部位を洗うと
そこが治るということらしい。
そうか、腰痛があるから観音さまの腰を洗ってくれば好かったのだな。
でも気が短いので行列に並んで順番待ちできない。
“巣鴨庚申塚”
“猿田彦大神”が祀られている。
狛犬さんではなくて
庚申塚停留場に戻り早稲田行きに乗り込む。
<続く>
註) 停留場“飛鳥山”は“三ノ輪橋”から16番目
“庚申塚”は20番目
終点“早稲田”は29番目
ここまでの様子はこちらで
【復刻版】都電・荒川線沿線を歩く その1 三ノ輪橋
【復刻版】都電・荒川線沿線を歩く その2 荒川車庫前
(2011年2月8日“いい色ひろば”にアップした記事を一部修正したもの)
YAKKOさん(すみれのお嬢さん)の記事はこちらで
都電荒川線の旅のはずが・・・①
都電荒川線の旅のはずが・・・②
Author:Saas-Feeの風
ニックネームは
スイスの村名に因みます
スイス
ルツェルン旧市街のカペル橋
(撮影 2008年07月09日)