花筐~花がたみ

気ままに各地を歩きながら撮った写真をメインにして・・・


“広大な高原“四国カルスト 姫鶴平”  愛媛県久万高原町”からの続き>

四国カルストからバスで2時間半ほど走り

高知県佐川中心部・上町地区にある大正軒に着いた。

大正2年創業のうなぎ専門店、完全予約制だとか。

三面相さんに「四国カルストから老舗のうなぎ専門店へ・・・」とお知らせすると

佐川大正軒でしょう」とレスが入った。


大正軒の内部には有名人の写真や色紙が展示してある。

老舗の内部写真を撮る余裕が無く、慌ただしく食事を終え

三面相さんからの情報に基づく街巡りをしたのだった。


大正軒とうなぎの昼食

220720-1255大正軒

甘くなく、辛くなく、旨いうなぎだった。

ご飯が隠れるくらいのうなぎであって欲しかったけれど

これもツアー料金の影響か


三面相さんが「大正軒の近くに牧野富太郎博士の生家跡があり

牧野富太郎ふるさと館があります」と仰っていたので

どこだろうと探しながら歩くと、すぐに見つけられた。


牧野富太郎ふるさと館

220720-1310牧野富太郎ふるさと館a

昼どきのためか係員の姿は見えず・・・

生家の模型など、展示を眺めて退出した。


玄関先の花々や苗

220720-1310牧野富太郎ふるさと館b


司牡丹の酒蔵

220720-1314司牡丹

酒蔵のシャッターに花が描かれている。

絵の脇には“牧野富太郎 トサノミツバツツジ”と記してある。


うえまち駅

内部に展示されている“ロ481号客車”

現存する日本唯一の木造2等客車であり

大正から昭和初期にかけて、土讃線を走っていたそうだ。

左上と右上はその模型

220720-1315うえまち駅a


佐川文庫庫舎(旧青山文庫)

220720-1320佐川文庫

鹿鳴館時代の面影を残した木造洋館とされ

須崎警察署の佐川分署から佐川文庫、青山文庫、民具店という変遷があったそうだ。

銅像は日本近代土木の先駆者 佐川出身の“廣井 勇”(ひろい いさみ)


旧浜口家住宅

220720-1321旧浜口家住宅

江戸中期から佐川で酒造業を営んだ浜口家の住宅であり

現在は“さかわ観光協会”がお土産販売所として運営しているそうだ。

“さかわかき氷街道”の幟が立てられている。


名教館

220720-1322名教館

江戸中期の領主が家塾として創設、後に拡充して郷校となり

多くの維新の志士や先覚者を輩出したとのこと。

牧野富太郎博士と廣井勇も、ここで学んだそうだ。


地場産センター2階には歴史的建造物の1/20模型が展示されている。

220720-1326地場産センター街並み模型展

建物内部まで精密につくられていることに驚く。

佐川町の模型作家、栗田眞二さん制作


司牡丹も展示されている。

220720-1329司牡丹展示


ここで街歩きはおしまい・・・大正軒の駐車場に戻った。

三面相さんからの佐川情報が無かったなら、大正軒で時間を持て余していたはずだ。

駆け足だったが歴史ある建物を見ることができて有益なひとときとなった。

三面相さん、ありがとう~~


このあとはエメラルドグリーンの“にこ淵”に向かう。

(撮影 2022年07月20日(水) OLYMPUS XZ-10など)



Saas-Feeの風は司牡丹を何度か呑んでいる。

ラベルが残っているはず~~

ラベルコレクションアルバムの中を探すと・・・

2枚のラベルが見つかった

司牡丹ラベル82年4月製造酒
(スキャナー取り込み)

2枚とも同じデザインのラベルであり、1枚は61.11と刻印され

別の1枚は82・4と刻印されている。

61.11は和暦であり、1986年11月製造の酒

82.2は西暦であり、1982年2月製造の酒ということになる。


刻印82.2の酒はSaas-Feeの風が厚木(神奈川県)にいたころの

40年前に呑んでいた司牡丹のラベルであり

特級、一級、二級の時代だ。

このラベルの酒は一級酒だった


よくもまあ、昔のラベルコレクションファイルが残っていたものだ・・・

断捨離の捨の筆頭候補だけどなあ~

          

ここまでの様子はこちらで

““四国絶景めぐり”に出発~~まず金刀比羅宮参拝~~”

“平家伝説のある“祖谷のかずら橋と琵琶の滝” 徳島県三好市”

“ブロ友さんと再会の“桂浜”  そして夕食は“藁焼きかつおのタタキ” 高知市”

“高知城まで朝の散歩を~~”

“広大な高原“四国カルスト 姫鶴平”  愛媛県久万高原町”

          

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うなぎ、おいしそうです
素敵なシャッターですね♪
ぽち
水上バス竜馬の船名は海・東京に関係した偉人にちなんで付けられたそうです
[ 2022/08/24 06:25 ] [ 編集 ]
高知県佐川町ですか。
四国巡礼では土佐市を打った次は窪川ですので
この町は通らなかったですね。
こんな街を歩いたら、きっと落ち着いた観光が出来そうです。
それにしても、おいしそうなウナギですね。
[ 2022/08/24 09:08 ] [ 編集 ]
Saas-Feeの風さん、おはようございます♪
うな重が美味しそう!
高知県(四万十川)のウナギは有名ですよね。
私が参加したツアーでは四万十下りはしましたが、
ウナギは食べられませんでした。一度食べてみたいです。

佐川町の位置がよくわかりませんが、牧野富太郎の故郷なのですね。
来年の朝ドラは牧野富太郎をモデルにしているそうなので
ぜひ見たいと思っています。
佐川文庫庫舎や旧浜口家住宅、名教館など、見どころも多いですね。

司牡丹のラベル、断捨離なさらず、残してください。
お酒好きの風さんには良い思い出になるでしょう。
[ 2022/08/24 09:12 ] [ 編集 ]
少しの時間しかなかったはずなのでよくここまでまわりましたね。
僕の考えていたところを全部まわっていただき嬉しいです。
廣井勇の銅像は昨年できました。作る時には少し協力しました。見ていただき嬉しいです。
廣井勇は牧野さんと同年で名教館で一緒に学んでいますが札幌農学校の2期生です。
多くの土木事業を手掛け東大教授となりましたが多くの弟子を育てました。
教育者としても素晴らしい人であり多くの人に知ってほしいです。
[ 2022/08/24 09:31 ] [ 編集 ]
牧野植物園には行きましたが、生家跡とふるさと館には行きません
でした。存在を知らなかったのです。
佐川文庫も知りませんでした。

行く前から植物園と正岡子規記念館しか調べていなかったのです。
88ヵ所中心の旅行でしたが、半分も行けなかったです。

ツキミソウを配布していただきありがとうございます。
[ 2022/08/24 09:40 ] [ 編集 ]
おはようございます
歴史的な光景ですね
うなぎも食べたいな
[ 2022/08/24 09:57 ] [ 編集 ]
おはようございます♪
佐川町は高知へ行く時に、必ず通る道なんですが、
たいてい通過するだけ、もっと色々寄り道したら、
全部見られたでしょうね、後悔先に立たず(笑)

主人は高知ファンで、バイクツーリングで行くので、
車で行くのは面倒だったようです。
この佐川をよく通ったのは、主人が現役の頃でしたから(^^)
今は車に乗りたくないと、スーパーまでしか行きません(笑)
[ 2022/08/24 10:53 ] [ 編集 ]
Saas-Feeの風さん  おはようございます
うなぎの昼食はおいしくてよかったですね
私はウナギ どじょう アナゴ系は苦手です
店頭で焼くかば焼きの香りは好きですが・・・・・
歴史ある建物が並ぶ街の散策はよかったですね
江戸中期から佐川で酒造業を営んだ浜口家は立派です
歴史的建造物の模型は素晴らしいいですね
[ 2022/08/24 11:21 ] [ 編集 ]
土佐の酒蔵
こんにちは
今日はむしむしとした天候で雨は降りません…雨が降らないとまた公園の水やりが心配になるこの頃です
帰ったばかりなのですが、来週の水曜日からまた出かけて6日間、安曇野に泊まります
そういうわけで忙しくて~
高知県はいつかはやったはりまや橋や高知城には行きましたが、あまり観光はしていないですね
海の方にも行きましたが~
酒蔵見学ですか、私はお酒は調味料しか買いません
もし頂いたお酒があると全部調味料に使います
おまけに花ぐるまは子供の頃からウナギが食べられないのでいつもパスしています
そんな子供だったので今でも食べません
日本近代土木の先駆者 佐川出身の廣井 勇という方がいらっしゃったのですね
歴史的建造物の模型が飾られていて、結構観あまり残っていませんが
Saas-Feeの風様の様にお酒に興味がある方は「司牡丹」の酒蔵なども見学できてよかったですね
三面相さんも気っとお酒をたしなむ方なんでしょう
[ 2022/08/24 12:43 ] [ 編集 ]
大連三世
高知も天然ウナギで有名ですね。
味わってみたいものです。
来年前期のNHK朝ドラは牧野博士が主人公のモデルらしいですね。
[ 2022/08/24 19:14 ] [ 編集 ]
牧野富太郎博士の生家跡ですか!2023年度前期のNHK連続テレビ小説の舞台になるのでこれから大賑わいですね!いよいよ8月もあと1週間、今年の夏は残暑・天候不安定の8月下旬となりましたが、小さな秋も感じられるようになりました。今年は6月に梅雨明け、東北は豪雨の連続、関東は猛暑日新記録、コロナ拡大で死亡者・新記録、本当に異常な夏でした。これから秋雨や台風襲来の季節となりますが、穏やかで爽やかな日々を楽しめる秋となりますように!

[ 2022/08/24 20:10 ] [ 編集 ]
Σ たんぽぽさんへ
絵のあるシャッターに出会うことがありますね。
閉じたときに絵があると商店街も見栄えがしますよ。
竜馬のほかに海・東京に関係した偉人の名の付いた水上バスはあるのですか。
いつも応援ありがとうございます。
[ 2022/08/25 10:48 ] [ 編集 ]
Σ 闘将ボーイさんへ
目的のある旅では、他のことに気を配れませんよね~。
単なる観光でも、その目的によって観るところが異なりますから。
機会があったら佐川へもどうぞお立ち寄りくださいね。
[ 2022/08/25 10:51 ] [ 編集 ]
Σ hiroさんへ
hiroさん、こんにちは。
四万十川のうなぎは有名ですね。
四万十町のふるさと納税・返礼品にうなぎがありますよ。

来年の朝の連続テレビ小説が牧野富太郎博士だそうですね。
三面相さんからお聞きしていました。
どのような内容になるのか、愉しみです。
植物についての話も盛りだくさんかもと期待しています。

5年前には牧野植物園の入り口までは行きましたが
入園はしませんでした。

ラベルのアルバムが何冊もあって、
「どうしますか」その後は「どうするつもり?」
迫られております。
[ 2022/08/25 10:59 ] [ 編集 ]
Σ 三面相さんへ
そうですよねえ~。
昼食と休憩の時間だけでしたから
合わせて1時間ほどだったと思います。
ツアーの皆さんも、我々ほどには廻っておられませんでしたよ。
模型展くらいしかご覧になっていないと思います。

廣井勇さんの銅像はそんなに新しいものだったのですか。
寄付をなさったのかな。
廣井さんのことを初めて知った次第です。
[ 2022/08/25 11:03 ] [ 編集 ]
Σ matsubaraさんへ
牧野植物園と佐川とは、かなり離れていると思いますよ。
最寄り駅間の土讃線で1時間40分くらいかかります。
佐川のことを三面相さんから伺っておりましたので
効率的に回れました。

ツキミソウのタネが幾つも採取できております。
ご希望のかたに差し上げていますよ。
[ 2022/08/25 11:09 ] [ 編集 ]
Σ ヒューマンさんへ
好いところを歩けました。
[ 2022/08/25 11:09 ] [ 編集 ]
Σ ベルさんへ
そうだったのですか。
目的が無いと途中で寄りませんよね。

Saas-Feeの風も、あちこちに車で出かけていたものです。
こちらに来てからは越前や高山、下呂、和歌山、京都・・・
でも、数年前から(いやもう少し前かな)から、
車の運転がイヤになりましたよ。
電車やバスなどに頼っています。
[ 2022/08/25 11:13 ] [ 編集 ]
Σ えつままさんへ
えつままさん、こんにちは。
うなぎがダメと仰る女性は多いですね。
どうしてなのかなあ~美味しいのにと思うのですよ。
イヤなものはイヤですね。
あ、落語にそんな話がありましたね。
蒲焼きの香りを愉しみながら白飯だけを食べる話・・・。

模型の精密さには驚かされました。
建物の内部までつくられていました。
[ 2022/08/25 11:17 ] [ 編集 ]
Σ 花ぐるまさんへ
花ぐるまさん、こんにちは。
またもやお出かけとは好いですねえ~~。
安曇野には行ったことがありません。
10年ほど前までは在住のブロ友さんの写真を拝見していました。
行ってみたいなあと思いながらも果たせていません。
花ぐるまさんもうなぎがダメなのですか。
ブロ友さんの中でうなぎ嫌いのかたが3人となりました。
多いですねえ、うなぎをお嫌いなかたは。

三面相さんはお察しの通り、お酒大好きなかたですよ。
[ 2022/08/25 11:23 ] [ 編集 ]
Σ 大連三世さんへ
四万十川のうなぎが知られていますね。
牧野富太郎博士のドラマが愉しみです。
[ 2022/08/25 11:24 ] [ 編集 ]
Σ ローリングウエストさんへ
そうですね、
来年は高知のさまざまなことが採りあげれれて
話題が沸騰するのでしょうね。
ドラマが愉しみです。
[ 2022/08/25 11:26 ] [ 編集 ]
日本の中なのに
鹿児島、宮崎、高知この3県はとうとう行かないまま終わります。小さな日本なのに、何故か機会がないまでした。佐多岬まで行って九州見たいなんて考えたことあるのに。
[ 2022/08/28 07:04 ] [ 編集 ]
以前ここも訪ねるツアーに申し込んだのですが都合で出かけられなくなりました。
来年の朝ドラは牧野博士ですね。東京の練馬の生家も入場できるようになっているのですが、まだ行っておりません。
他にいろいろ巡られて有意義な旅行になりましたね。
[ 2022/08/28 08:47 ] [ 編集 ]
Σ agewisdomさんへ
お出かけなさってくださいねえ~(^^)/
まだまだ大丈夫ですよ。
お元気に活動・・・がんばりましょう~。

佐多岬・・・鹿児島県ですね。
佐田岬(愛媛県)の間違いかな(^_-)-☆
[ 2022/08/28 10:10 ] [ 編集 ]
Σ tonaさんへ
それは残念なことでしたね。
訪ねる機会をもう一度・・・ですよ。

来年の朝の連続テレビ小説が牧野富太郎博士だそうで
高知内の博士ゆかりの地は人気が出るでしょうね。
練馬に生家があるのですか。
佐川に生家跡がありました。
どういう経緯で二ヶ所があるのでしょうね。

駆け足ツアーだったのですが
なかなか行けないような見どころを訪ねることができました。
[ 2022/08/28 10:18 ] [ 編集 ]
Saas-Feeの風さま

ごめんなさい。練馬は東京で住んだところです、生家が2軒あるわけないです。
最近間違いが多くて冷や汗一杯。
お返事は結構です。すみませんでした。
[ 2022/08/29 09:04 ] [ 編集 ]
Σ tonaさんへ
調べました。
練馬に牧野記念庭園があるのですね。
まったく知らなかったのですよ。
西武池袋線の大泉学園駅から徒歩5分とは!
神奈川にいたころには
たびたび利用していた西武池袋線でした。
[ 2022/08/30 14:23 ] [ 編集 ]
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(撮影 2008年07月09日)

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