花筐~花がたみ

気ままに各地を歩きながら撮った写真をメインにして・・・


NHK BSプレミアムで放映された映画“ビリギャル”(2015年公開作品)を観た。

成績ビリの女子高生が1年間で学力偏差値を40上げ

慶應大学に合格するというストーリーだ。

“ビリギャル”(ビリのギャル)“さやか”に扮する有村架純さん

220328ビリギャルa


伊藤淳史さん扮する学習塾講師“坪田先生”に初めて会うシーン

220328ビリギャルb

坪田先生は金髪とへそ出しルックに戸惑いながらもさっそくテストをする。

220328ビリギャルc

strong・・・話が長い

聖徳太子・・・せいとくたこさん

Hi,Mike.・・・ひみけさん

このような解答で全問不正解の0点

さやかは5年間、一度も勉強をしたことが無く

学力は小学校4年レベル 偏差値30  筋金入りのビリだった。


しかし坪田先生と接する間に進学意欲が湧いてきて

母の“ああちゃん”に「ああちゃん、さやかね、けーおーに行くことにした」

「今日はひとつ正解で5点を取った」

ああちゃん「すごいわね、さやかちゃん」

さやか「ああちゃんのためにもパパを見返してやりたい」

“ああちゃん”に扮するのは吉田羊さん

父に扮するのは田中哲司さん

その父はさやかの弟の野球に入れ込むばかりで

妻のああちゃんやふたりの娘たちに愛情を持って接しない。


高校の担任教師をはじめ、父や周囲の人たちから

「合格するわけがないっ、やめとけっ」との大反対に遭う。

理解者はああちゃんのみだ。


そんなこともあってさやかは寝る間を惜しんで勉強に打ち込む。

これまでのように友だち3人とともに遊ぶのだが

その最中に居眠りをすることもあった。

大学受験が迫るなかで3人からは

「これからは一緒に遊ばないよ、勉強して」

合格してから遊ぼうということだ。


坪田先生との会話の中で・・・

やればできる・・・これはダメ

やってもできなければ自分はダメなんだと思ってしまう

ダメな生徒はいない  ダメな指導者がいるだけ

小論文は自分の意見を書くだけではなく、反対意見を想定して書く


模擬試験に向かうさやか

220328ビリギャルf模試

模試1回目の結果 レベルはE

でも英語の偏差値が30から60まで上がった。

慶應大学文学部の偏差値は70.2なので

さやかは「けーおーをやめてレベルを下げたい」と言い始める。

坪田先生からは「下げるとどんどん下げたくなるから再考するように」と諭されるが

さやかは聞き入れない。

坪田先生「じゃあやれば そんなんじゃどこにも入れないよ」


挫折があったり、ちょっとあれこれあったが勉強に復帰・・・

第2回目模試の結果はEだったが

第4回模試の結果はレベルCまで上がり

慶應文学部合格可能性は50%

英語の偏差値は70になった。


最初に受けた近畿学院大学(架空の大学名)に合格した。


そして慶應の文学部を受験するが

思いもしなかったアクシデントに見舞われて問題・解答に集中できず

試験終了後、坪田先生に「さやか、だめだった」と電話をする。

220328ビリギャルi慶應文学部受験

その翌日には慶應の総合政策学部を受験する。

この学部は小論文の配点が大きいため

小論文を苦手とするさやかには難関と坪田先生は思っている。


そして合格発表日・・・

文学部は不合格となり(アクシデントのためと思われる)

総合政策学部に合格した。


ストーリーはこのようなことであり

Saas-Feeの風はフィクションとばかり思っていた。

ところが後になってこれが実話であることを知って驚いた。

“ビリギャル”のモデルとなった“さやかさん”は慶應大学卒業後

大手ブライダル企業に就職してウェディング・プランナーになったが

数年後に退社して聖心女子大大学院で教育学を学び(2021年・修士課程修了)

そして今年(2022年)の3月にはUCLAとコロンビア大学の大学院に合格したとのことだ。


映画を観ているなかで英語の偏差値が急激に上がっており

Saas-Feeの風は彼女の英語順応力がすごいと思っていたが

米国の有名大学大学院に合格できるほどのレベルに達したとは

これは大きな驚きだった。


なお、映画のなかで合格した近畿学院大学とは

実際にさやかさんが合格していた関西学院大学のことのようだ。

(さやかさんは明治大学にも合格している)


Saas-Feeの風もこのような講師に巡り合いたかったな。


母の“ああちゃん”(通称ビリママ)は講演で各地を回っておられたそうだ。

(坪田先生の著書を読んだかたたちから

「ビリギャルの母の話を聴きたい」との声が出版社に寄せられたため)



Saas-Feeの風の高校時代には偏差値なるものはなく

校内成績と全国規模・模擬試験などの結果と本人希望と

教師のアドバイスにより受験する大学を決めていた。

また、中間テスト・期末テスト・全国規模の模試が終わると

学年全体(普通科・5クラス 全230名ほど)のなか

成績上位・50位以内の生徒名・得点数の順位表が玄関ロビーに掲示され

それも志望大学を選ぶための目安になった。

当時に偏差値があれば、あれこれ悩むことが無くて好かったのかもね~。



(NHK BSプレミアム 放映 2022年2月28日(月))
(テレビ映像の撮影 2022年3月28日(月) OLYMPUS XZ-10)

          

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これは楽しそう、観てみたいです♪
ぽち
[ 2022/04/26 07:11 ] [ 編集 ]
この映画のことは実話で知っていましたが
その後のことは知らなかったですねえ。
UCLAとコロンビア大学の大学院も凄いですね。
たまたまですがこの両方の大学に入ったことがあります。
学問とは関係ないですよ。何故か構内を歩いただけです。アハハ
Saas-Feeの風さんの高校時代は偏差値など関係なく成績上位で問題なかったでしょうね。
[ 2022/04/26 08:19 ] [ 編集 ]
残念ながらこの映画を見損ねてしまいました。
公開当時のことは広告でストーリーは覚えていますが、
まさか実話とはしらなかったです。
今更ながら残念です。

そういう素晴らしい塾講師がおられたのですね。
私たちの時代は偏差値はなかったですね。
子供たちの時代はありましたが。

カラーの色は白です。本家から聞いています。
[ 2022/04/26 09:05 ] [ 編集 ]
おはようございます
偏差値 簡単には上がらないですね 苦労ばかりのヒューマンでした
[ 2022/04/26 09:46 ] [ 編集 ]
そういえば~
こんにちは~
なんとなくッ梅雨のような陽気のこの頃です
昼間は降らないで夜中に降っていることが多く、その点はラッキーです

昔は偏差値なるものがありませんでしたね~よかったのか悪かったのか???
私の子供たちの時は偏差値云々・・・しかも子供がいっぱいいた時代、競争率も半端じゃなかったようで~
県で何位とか、そういう成績も頂いてくる時代でした

果たしてそういうのがいいのか、この映画のように強力な指導者がいたらドラマのように成績UPにもつながるんですね~私の兄の子供達みんな優秀で一番成績の悪かった子供が慶応の文学部に行きましたが~
あとの二人は勿論国立です

今はどうなんでしょうね~リモート学習なるものが取り入れられてきて、やる子はやるやらないで済む子もいることでしょう。いろいろな選択肢があるのでこれからはもっと大変な世の中になりそうな気がします

このBSプレミアムは見ていませんが、最近田中陽希のアドベンチャーレースを見ています
結構大変(勿論)そうですが、本人たちは必死にもしかして楽しんでるのかな?そんな気もします
私は長い間登山やトレッキングをしてきたので最近は山もぽつぽつとしか行かなくなり~殆どが観光ですね!それでも普通の人よりは歩きます~どんどんと~それが楽しいのです
[ 2022/04/26 11:18 ] [ 編集 ]
こんにちは♪
今日は雨と風が強いです、春の嵐という所でしょうか(笑)
うちの身内にも、似たような話がありました(^^)
叔父の子供で男3人兄弟でしたが、長男は叔父が教師のせいも有って、
親の頑張りで、そこそこの大学に行きましたが、二人目の次男は
6年生までオネショしたり、学校の成績は見事なオール1でした。
父親は次男を相手にもせず、長男と3男に力と金を注ぎ込みました。

3男はお勉強は苦手で、サッカーの選手になりました。
一応プロサッカーの有名チームに、ゴールキーパーで所属、
今は某大学のサッカーの、コーチ&監督をしてます。

問題の次男、誰からも期待されずでしたが、中学で勉強して、
高校でも更に勉強して、防衛大学に現役入学パイロットになりました。

誰もが防衛大学に合格した事を信じませんでしたね。
本人は自分で決めた事で、誰にも相談なしでしたから(笑)
父親を見返した状態で、退職してアメリカに渡り、航空関係の仕事を、
結婚するまで続け、今は日本で暮らしてます。
[ 2022/04/26 14:17 ] [ 編集 ]
ビリギャル
何年か前話題になってましたね。
その時実話であることも紹介されていましたが
まだまだ続いていたことなんですね。
偏差値、いまだによくわかりません。
[ 2022/04/26 15:54 ] [ 編集 ]
Saas-Feeの風さん  今日は
最近は映画は見ていません
ビリギャルは実話とは知りませんでした
私のころは偏差値はありませんでしたが
子供たちは偏差値で学校を選んでいましたね
坪田先生のような方と出会えたらやる気も出るのでしょうね
孫たちは来年は 高校 大学の受験です
どうなることか 
[ 2022/04/26 17:10 ] [ 編集 ]
Saas-Feeの風さん、こんばんは~♪
映画の“ビリギャル”は知っていましたが、
コミックを実写化したものだとばかり思っていました。
実話だったのですね。
学習に対する意欲が湧くとこんなにも成績が上がるものなのですね。
偏差値30から慶応も凄いですが、あとの人生の方がもっと素晴らしいですね。

私は昨年、“受験のシンデレラ”という映画をテレビで見ました。
東大合格率第一位の名門予備校のカリスマ教師が、
末期がんで余命1年半の宣告を受け、絶望の最中、コンビニで貧しい
母子家庭の少女(高校中退)と出会い、レジでの消費税計算で、
数学的センスを見抜き、彼女を人生最後の生徒に選び、
500円コイン一枚の授業料で東大に合格させるという映画でした。

冒頭シーンは、3つで311円の買い物をした彼女。
310円しか持っていないので、1円負けてくれと店主に頼むが、
受け入れて貰えず、一つ一つバラバラに支払うことを要求する。
結果309円で済んだのですが、こんなことで数学的センスが
わかるのかとびっくりさせられたり、消費税のことなどあまり考えず、
毎日のほほんと暮らしていたので、ハッとさせられたりと、
けっこう面白い映画でした。

ダメな生徒はいない  ダメな指導者がいるだけは正解でしょうか?
私は一番必要なのは本人の能力とやる気だと思っていました。

[ 2022/04/26 19:59 ] [ 編集 ]
映画
お話は知っていましたが 映画は見てないのです。
アマゾン・プライムで 見ることができるかな。
やればできるで 頑張った話を聞くと 頑張らなければと思うんですが・・・
[ 2022/04/26 20:01 ] [ 編集 ]
成績ビリの女子高生が1年間で学力を上げ慶應大学に合格するというストーリーの映画ありましたね!この主人公が有村架純でしたか!あらためて再認識です。実は我が家(川崎中原区)から20分程歩くと慶応大学の2つのキャンパスがあり毎日のウォーキングルートの一部です。慶応大学の日吉・矢上構内は1週間に一度は歩き回っており、大学構内・各種部活動部室、グラウンドなど全て熟知しております。3週間前は各部の教室が見える廊下に入り込んで、学生さんの受講風景なども写真に収めています。いつか慶応大学キャンパス特集を公開しますね~。いつか不審者として捕らえられるかもしれない。(笑)
[ 2022/04/26 20:07 ] [ 編集 ]
Σ たんぽぽさんへ
再放送があると思いますよ~(^^)/
いつも応援ありがとうございます。
[ 2022/04/28 09:26 ] [ 編集 ]
Σ 三面相さんへ
この映画のことをまったく知りませんでした。
たまたま録画をしていたもので、
録画後、ひと月ほどして初めて再生しましたが
面白かったですね。
その数日後に、実話であることを知ってびっくりしました。

UCLAに入りましたよ~(^^)/
構内を歩いたり、売店でゴルフ用のキャップを買ったり・・・。
[ 2022/04/28 09:30 ] [ 編集 ]
Σ matsubaraさんへ
これまで、この映画のことをまったく知りませんでした。
公開当時の広告すら見た記憶がありません。
NHK BSプレミアムで再放送があると思いますよ。
その折にどうぞご覧になってください。

カラーの花が早く咲くと好いですね。
[ 2022/04/28 09:34 ] [ 編集 ]
Σ ヒューマンさんへ
学力偏差値が導入されたころでしょうかね・・・
ヒューマンさんの高校時代は・・・。
[ 2022/04/28 09:35 ] [ 編集 ]
Σ 花ぐるまさんへ
花ぐるまさん、こんにちは。
一昨日、昨日と、はっきりしない天気でしたが
今日は好い天気になっていますよ~。

学力偏差値の無い時代でしたね。
どれほどの学力レベルなのか・・・
あのころは全国規模の模擬試験では旺文社が主催して
成績結果には全国順位や県順位が記されていたような記憶があります。

甥御さんたちは成績優秀だったのですねえ~。

Saas-Feeの風の孫はリモート学習で昼食時間は20分ほど
夜遅くまでその学習が続くようです。
育ち盛りなのに引きこもりで机に向かうだけの毎日
健康・成長はどうなるのかと気になります。

新型コロナウイルスまん延になってからは歩かなくなりました。
マスクをして歩くことが辛い(息苦しい)。
行き交う人たちはマスク姿ですから、マスクしないわけには参りません。
近所を5000歩ほど歩いておしまいですよ。

田中陽希さんが或る山に来るというので
山歩き趣味のブロ友さんがその山に行って
田中陽希さんに会ってきたと言ってました。
[ 2022/04/28 09:49 ] [ 編集 ]
Σ ベルさんへ
確かに“ビリギャル”に似たお話ですね。
三人のかた、皆さん優秀ですよ。
それぞれに意志を持って先に進まれましたね。
すばらしいご兄弟と思いますよ。
ご両親さまはお幸せです。
[ 2022/04/28 09:53 ] [ 編集 ]
Σ 大連三世さんへ
この映画のことをまったく知りませんでしたし
実話であることを知ったのは
録画を観た数日後のことでした。
[ 2022/04/28 09:55 ] [ 編集 ]
Σ えつままさんへ
えつままさん、こんにちは。
映画館で映画を観ることはまったく無いのですが
テレビでは映画よりも欧米のサスペンスドラマを観ています。
(警察もの、刑事もの、探偵もの)
2時間以上の長編映画を観ることが辛くなってますので・・・。

Saas-Feeの風の孫たちは高校と中学入学が来年4月ですので
それぞれが入学試験合格を目指す年になっています。
[ 2022/04/28 10:01 ] [ 編集 ]
Σ hiroさんへ
hiroさん、こんにちは。
この映画のことをまったく知りませんでした。
そしてこれが実話に基づくものと知ったのは
この映画を観た数日後のことでした。

“受験のシンデレラ”の放映があったら録画しておきますよ。
観たいですね。
検索しますと“余命1年半のカリスマ塾講師と
高校を中退した少女が東大受験に挑む”
このキャッチコピーがありました。

ウ~~ン・・・
能力があるのだが、そのことに気付かない生徒
やる気を出せば成績が上がるのだが、それを出せないでいる生徒

このような生徒に能力を出させる、やる気を出させる・・
そのような指導者が少ないということではないでしょうか。
[ 2022/04/28 10:12 ] [ 編集 ]
Σ 小紋さんへ
アマゾン・プライムについてはまったく知識が無いのですよ(~_~;)
半年も経つとNHK BSプライムで再放送があるかもわかりません。
そのときを狙っては如何でしょうか・・・。
[ 2022/04/28 10:15 ] [ 編集 ]
Σ ローリングウエストさんへ
好いところにお住まいですね。
東海道新幹線のトンネルのあるあたりに慶應大学があったと記憶していますが
遠い昔のことなので間違っているかも判りません。
Saas-Feeの風の学生時代には関係者以外でも大学構内を自由に歩けましたが
現在は不審者になるのでしょうかね。
カメラを持っているから不審者と見られるのは困りますよ。
[ 2022/04/28 10:21 ] [ 編集 ]
amazon primevideoで見れますよ
随分前にベストセラー本で話題になっていました
映画もあったんですね私も見てみようかな?

調べたら「amazonプライム会員」でしたら見れますよ

お母様が講演してらっしゃるんですね
4人の子供さんが全員東大に合格された家の
お母様もTV等良く出てます
[ 2022/04/28 15:31 ] [ 編集 ]
Σ げんかあちゃんさんへ
ご存じだったのですね。
ベストセラーになっていたことも
映画のこともまったく知りませんでした。

お子さん4人ともに東大合格とは凄い!
テレビ出演のお母さまについても
知らないのですよ~。
どのようなかただろう・・・?
[ 2022/04/28 21:15 ] [ 編集 ]
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Saas-Feeの風

Author:Saas-Feeの風
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(撮影 2008年07月09日)

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