花筐~花がたみ

気ままに各地を歩きながら撮った写真をメインにして・・・


“ミューレンを後にしてサースフェーに向かう スイス2006 その9”からの続き>

カンデルシュテークの駅から鉄道のカートレインにバスごと載り

ベルナーアルプスを貫通するレッチュベルクトンネルを抜け

アルプスの向こう側、ゴッペンシュタインの駅へ向かう。

レッチュベルクトンネルはおよそ15km、カートレインは30分ほどで通り抜ける。


10:30-10:40

カンデルシュテークの駅で待機するカートレイン

幌馬車のような車輌に乗用車やバスが載る。

060710カンデルシュテークの駅前にて

バイカーたちもカートレインを待っている。


2004年のスイスでもカートレインを使っており

そのときはツェルマットからインターラーケンに向かう途中のことで

2006年とは逆向きのゴッペンシュタインからカンデルシュテークへ抜けている。


いよいよカートレインにバスが載りこむ。

11:05-11:11

①は待機中のカートレインに入って撮影
②から⑤までは載った後でバス最後部座席から撮影
⑥はバス最前部から撮影

060710カートレインに載るバスa

① バスが載る前のカートレイン
②、③、④ ツアーバスに後続するバス
⑤ 後続のバスは途中で一時停車した模様
⑥ ツアーバス前方の乗用車

カートレインの車輌幅が狭いためハンドル操作を誤ると

バス車体のサイドを車輌の枠体でこすってしまいそうだ。

ドライバのサミーさんはバスのサイドミラーを折りたたんだ。

⑤に見られるように車輌の列は直線的ではなく

線路の状態に倣ってカーブしているところもあり

ドライバーの優れた技量が必要なカートレインへのバス積み込みだ。

停車位置が決まるとエンジン停止。

エアコンをどうしていたのか、まったく覚えていない。

エアコンが無いと蒸し暑くなるはずだけどね~。


11:10

カンデルシュテーク駅の係員とカートレインの隣りに停まる列車

060710-1110カートレインの隣の列車


11:12

後にも先にもこの一度のみ・・・バスの運転席を初体験

060710カートレインのバス運転席


11:14

隣りにゴッペンシュタインから到着したカートレインが並んだ。

これからツアーバスを載せたカートレインゴッペンシュタインへ向かって出発する。

060710-1114カートレインのすれ違い


11:20-1130

カートレインのトンネル走行中には

シンギングドライバーのサミーさんが二本の木製スプーンを左手の指に挟み

器用に右手でカチャカチャと二本を叩きながら、ご自慢の唄を聴かせてくれた。

060710カートレインのサミーさん

サミーさんはこのジャンルの全国大会・優勝者とのこと。

このショータイムを愉しみつつの、あっという間のトンネル通過だった。


ゴッペンシュタイン到着後はサース・フェー(1800m)に向かう。

(撮影 2006年07月10日(月) フィルム写真 CANON IXY Digital55

<次回はいよいよサース・フェー>

【ここまでの様子はこちらで】

“二度目のスイス・アルプス満喫ハイキングに出発 スイス2006 その1”

“ラウターブルンネン(796m)から“ミューレン”(1638m)へ   スイス2006 その2”

““ミューレン”(1638m) ディナーの前に“ミニミニハイキング” スイス2006 その3”

“夜明けのアイガー、メンヒ、ユングフラウを見る スイス2006 その4”

“007ロケ地のシルトホルン(2970m)からアイガー、メンヒ、ユングフラウを見る スイス2006 その5”

“シルトホルンを降りミューレンからグリュッチアルプへ スイス2006 その6”

“グリュッチアルプからアルメントフーベルまでハイキング スイス2006その7”

““ノース・フェイス・トレイル”をミューレンまでハイキング スイス2006 その8”

“ミューレンを後にしてサースフェーに向かう スイス2006 その9”

          

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カートレインこれは貴重な体験ですねえ。
バスは運転したことはありますが、アハハ
[ 2020/10/15 08:02 ] [ 編集 ]
今は止めています
ボケていました。
確かにあのころは記事をA4の紙にプリントしていました。
段ボールに入れていることを忘れていました。
膨大な量になりましたので、今はプリントは
中断しています。
[ 2020/10/15 08:10 ] [ 編集 ]
バスの運転席、いいなあ
やっぱり旅行はいいですね
来年は少し国内でいいから行けるといいな
ぽち
[ 2020/10/15 10:38 ] [ 編集 ]
おはようございます♪
カートレインって、船のフェリーと用途が同じなんですね。
でも積み込みは難しそう~ドライバーの高度な技術が要りますね(笑)
またヨーロッパの方は、コロナが増え始めましたね。
海外旅行は、どんどん遠くなりそうです(ノ_-;)ハア…
[ 2020/10/15 11:37 ] [ 編集 ]
こんばんは。
カートレインなんて貴重な体験をしたんですね。
私も乗って見たーいです。
憧れています。
勿論スイス全体です。
[ 2020/10/15 17:49 ] [ 編集 ]
カートレイン
初めて見ますね。
珍しい列車です。
日本でも車を搬送するサービスはあったような気もしますが
あまり見聞きしないですね。
[ 2020/10/15 18:50 ] [ 編集 ]
車ごと列車に乗れるんですね。陸上フェリーみたいなもの。面白い。のって見たかったなあ。
[ 2020/10/16 00:01 ] [ 編集 ]
おはようございます
客と一緒に載せるカートレインって初めて見ます。
高速道路でエンジンが焼けてレッカー車で
車に乗ったまま運ばれた経験があります。
[ 2020/10/16 10:53 ] [ 編集 ]
Saas-Feeの風さん、おはようございます♪
カートレインは初めて拝見しました。
乗用車やバスごと載れるのですね。
車輌幅が狭いそうですが、バスの運転手さんの
技術はたいしたものですね。
ドライバーのサミーさん、どんな歌を歌ってくれたのでしょう。
[ 2020/10/17 09:10 ] [ 編集 ]
Σ 三面相さんへ
バスの運転を?
どこで、どうして・・・疑問が湧きますよ~~(^_-)-☆
[ 2020/10/17 15:36 ] [ 編集 ]
Σ matsubaraさんへ
そうですよね。
紙の量が多くなって保管場所に困ることになりそうです。
今やペーパーレスの時代ですしね。
[ 2020/10/17 15:39 ] [ 編集 ]
Σ たんぽぽさんへ
新型コロナウイルスの影響で国内旅行すら考えてしまいます。
来年はどなりますかねえ。
いつも応援ありがとうございます。
[ 2020/10/17 15:41 ] [ 編集 ]
Σ ベルさんへ
アルプスを迂回することもできるようですが
それだと時間がかかりすぎることから、
カートレインになったそうです。
イギリスにも行ってみたかったなあ~。
もう無理かな・・・。
[ 2020/10/17 15:44 ] [ 編集 ]
Σ さゆうさんへ
カートレインにはなかなか乗れませんからねえ~。
二度も経験しましたから満足です。
どうぞお出かけくださいね。
来年以降ですね。
[ 2020/10/17 15:46 ] [ 編集 ]
Σ 大連三世さんへ
乗用車の陸送(トラックでの)は経験しましたよ。
現在地から千葉まで運んでもらいました。
[ 2020/10/17 15:48 ] [ 編集 ]
Σ agewisdomさんへ
そうですね、船の代わりに鉄道車輌ということになります。
二度も経験しましたよ~。
[ 2020/10/17 15:51 ] [ 編集 ]
Σ ma_kunさんへ
レッカー車にも定員があるから・・・ですかね。
それも珍しい経験でしょう。
でもエンジンが焼けたのは何故でしょう?
使いすぎてオーバーヒートってことかな。
[ 2020/10/17 15:53 ] [ 編集 ]
Σ hiroさんへ
hiroさん、こんにちは。
アルプスを迂回すれば時間がかかるので鉄道用のンネルを造って
その鉄道でバスや乗用車などを運ぶということですね。
スイスだからこそ発想なのでしょうか。
狭いのでちょっとでもハンドル操作を誤ると車体をこすることになります。
大型以外の普通の乗用車なら大丈夫なのでしょう。
サミーさんの唄はスイス民謡だったような記憶がありますが
どんなメロディーだったのか忘れています。
[ 2020/10/17 15:58 ] [ 編集 ]
私も同じことやってました。バスの運転席でパシャっと1枚(笑)
この時の運転手さんはやはりすごく記憶に残ってますねー。
[ 2020/11/07 13:07 ] [ 編集 ]
Σ Heidiさんへ
社交的なドライバーでしたね。
妻がバスの前でドライバーに抱きかかえられている写真があります。
2004年にカートレインを使った際には印象に残ったことが無かったですよ。
[ 2020/11/07 21:31 ] [ 編集 ]
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Saas-Feeの風

Author:Saas-Feeの風
ニックネームは
スイスの村名に因みます


スイス
ルツェルン旧市街のカペル橋
(撮影 2008年07月09日)

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