花筐~花がたみ

気ままに各地を歩きながら撮った写真をメインにして・・・


 ““インターラーケン”から“モントルー”へ  スイス2004 その32”からの続き>

レストランを出たバスは30分ほどでシヨン城に到着し

1時間ほど現地の女性の案内によって城内の見学をし、そのあとは自由見学となった。

その案内役の女性は日本人ではないのだが(スイス人かも)日本語が達者だった。

040712シヨン城-1

案内によるとシヨン城

9世紀ごろイタリアからアルプス越えをしてやってくる商人たちに

通行税や物品税をかけるための関所として造られたとのこと。


シヨン城レマン湖に突き出す形になっており

あたかも湖に浮かぶ城のように見える。

040712シヨン城-2



040712シヨン城-3


橋を渡って城内へ進む。

040712シヨン城-9

「11世紀から13世紀の間に改築と増築をし、家具を備えた」と

仏語、独語、英語、伊語など五ヶ国語で説明されている。
(五ヶ国語目は何語なのだろうか

040712シヨン城-10

(入城は9:00-18:00   退城は19:00までに)


040712シヨン城-4


バイロンの碑

040712シヨン城-5

シヨン城はイギリスの詩人・バイロンの叙事詩シヨンの囚人」の舞台になっているそうだ。

その叙事詩を読んだことが無い。


囚人のモデルはジュネーヴの宗教改革者フラーソワーズ・ボニヴァル(16世紀)

当時、このあたりを統治していたフランスのサヴォア公が幽閉したという。


城内の狭く区切られた空間に囚人を拘束する鎖や輪が見られた。

そのエリアの写真を撮るのもどうかとためらわれ・・・写真が無い。


明かりを取り入れるためだろうか、壁に縦長の小さな穴が設けてある。

040712シヨン城-11


天井はこんなに高い。

040712シヨン城-6

天井には何かが描かれているが、暗いこともあって認識できない。

040712シヨン城-7


案内役の女性(左下、腕を差し出している)と、ハイキングツアーのメンバー

040712シヨン城-8


レマン湖

040712レマン湖

湖はエリアにより、フランス領とスイス領とに分けられている。

(撮影 2004年07月12日(月) フィルム写真をスキャニング)



Heidiさん母娘は、前のスイス旅の際にシヨン城を訪れていたということで

ハイキングツアーの一行から離れ

シヨン城レマン湖を一望できる場所まで移動していた。

そのときにHeidiさんが撮った写真のなかから次の2点を~。

040712シヨン城-Hei-1



040712シヨン城-Hei-2
(以上の2点 Heidiさん提供フィルム写真

さすがにシヨン城訪問が二度目のHeidiさんだ。

絶好の撮影位置を探し当てられた。

<次回はジュネーヴ>

【ここまでの様子はこちらで“スイス2004”

          

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すごいですね、ほんとに湖に浮かんでいるみたい♪
ぽち
セブンで当たったのですか?よかったですね
でもそのようなキャンペーンをそちらではやっているのですか???
[ 2020/09/09 06:29 ] [ 編集 ]
何故かよく覚えがないのですがレマン湖の名前は子供のころから知っていました。
憧れだったのですが行けぬままになりました。
[ 2020/09/09 09:24 ] [ 編集 ]
レマン湖畔
レマン湖、いつか行ってみたい湖です。
シオン城のシルエットは中世の頑強なスタイルですね。
今なら全面ガラス張りにして湖の景色を楽しめる工夫を
すると思いますが・・・
山岳地帯を電車やケーブルカー、ロープウェイで
廻られているブログを見て、やっこも黒部立山アルペンルートへ。
室堂から雷鳥沢まで歩きました。
[ 2020/09/09 10:11 ] [ 編集 ]
こんにちは♪
レマン湖は大きい湖ですね。
下から4枚目のお写真と同じ場所を、ストリートビューで見ました。
今は壁の蔦?らしきものも、右に見える木もないですね。
https://www.google.co.jp/maps/@46.4139552,6.9276612,3a,75y,226.39h,92.49t/data=!3m6!1e1!3m4!1sX4CwmqbunScWHzGWNpwv7g!2e0!7i13312!8i6656?hl=ja
暫くお城を行った気分で見てみますね、仮想旅行です(笑)

ちょっと気温も下がり、何となく秋を感じています。
家にリコリスの花が咲き始めたので、秋を感じたのかな。
緑化センターの、花壇の脇のゴミ捨て場にあった、
傷んだ球根を、持ち帰って植えてました。
数年目に花が咲いて、球根の正体はリコリスだったんだって
なんか得した気分です、植えた事すら忘れてましたから(笑)
[ 2020/09/09 14:28 ] [ 編集 ]
Saas-Feeの風さん、こんにちは~♪
シヨン城の由来、初めて知りました。
レマン湖畔に佇む姿は趣きがあって素敵ですが
内部を見せて頂き、ビックリ。
囚人の幽閉場所だったのですすね。

バイロン詩集は若い頃読んだ覚えがありますが
恋愛の詩が多かったような・・・
「シヨンの囚人」は知りませんでした。
[ 2020/09/09 14:36 ] [ 編集 ]
もうすっかり恢復されたようで、毎日更新ですね。

シオン城も行っていません。
バイロンは昔読みましたが、殆ど忘れています。

もう一つのネット日記は、閲覧者の顔が見えるのです。
どなたが訪問されるか記録される仕組みです。
コメントも多くて、リコメが忙しいです。

二つ記録しましても、コピーするだけですから
簡単です。
[ 2020/09/09 15:48 ] [ 編集 ]
石積みの城
湖にせり出した石積みの城
日本では見られない景色ですね。
素晴らしいです。
[ 2020/09/09 16:55 ] [ 編集 ]
窓のあたりが中国風にも見えて面白いですね。
関所でもあり、囚人を監禁もしたのかしら?お城って外国も日本もなぜか明かるい雰囲気はありませんね。
[ 2020/09/09 22:20 ] [ 編集 ]
確かここは行ったぞ!とアルバムをめくりました
あった!確かに(笑)
おっしゃてる、高い天井と一緒に傘をさしている私がいました。雨降りだったのかな。。
覚えているのは名前だけで、あとは全く記憶に残っていません
45年も前ですからねぇ。。
アルバムの中には、めっちゃ痩せてる私が立ってます(笑)
旅の楽しみ。何年か経ってから、写真をもとにこのように思い出をめぐるのっていいですね
それにしても、レマン湖に浮かぶように建っているのですね。45年経って初めて知ったわ。。(笑)
[ 2020/09/10 15:31 ] [ 編集 ]
シヨン城をいろいろな角度から撮られる。2度目に行かれた方の写真、なるほどです。
外からこのように撮った覚えがありません。
随分複雑な設計なのですね。
バイロンの碑と、尾籠な話ですが、トイレだけよく覚えています。
シヨン城に行くまででしたか、シオン城があったように覚えています。
[ 2020/09/10 20:13 ] [ 編集 ]
Σ たんぽぽさんへ
アサヒとセブンイレブンとの共同イベントのようで
全国的に展開されていますよ。
お店に引き換えするかたは来ておられませんか。
いつも応援ありがとうございます。
[ 2020/09/10 21:11 ] [ 編集 ]
Σ 三面相さんへ
レマン湖は有名ですからねえ。
まだ訪問のチャンスはありますよ~。
[ 2020/09/10 21:13 ] [ 編集 ]
Σ やっこさんへ
堅固な城ですよ。
騎士が現れそうな雰囲気ですね。
お出かけになったのですか。
黒部立山アルペンルートには行ってみたいと思いながら
いつも計画倒れになってしまい、今では無理な旅のひとつになってます。
西村京太郎トラベルミステリーの舞台になってましたよね。
[ 2020/09/10 21:16 ] [ 編集 ]
Σ ベルさんへ
リンクしてくださってありがとうございます。
懐かしく城の様子を拝見しました。
まったく人影がありませんね。
仰るように壁のツタが無くなってます。
右に見えている緑の葉は鉢植えだと思いますよ。
移動したのか、無くなっているのか・・・。
あれから16年経ってますからねえ~。
変化していてもおかしくないですね。

リコリスは喜んでいますよ。
そのお礼に懸命に花を咲かせたのでしょう。
我が家のリコリスは花期を終えました。
[ 2020/09/10 21:20 ] [ 編集 ]
Σ hiroさんへ
hiroさん、こんばんは。
ヨーロッパ中世の城に初めて入りました。
堅固な建造と薄暗い内部に少々、驚きましたね。
日本の城も、明治の廃城に加えて戦災などで失ったことが残念です。
再建した城も多いのですが、当時の状態で
城をもっとたくさん残して欲しかったですね。
バイロンの名を知ってはいても、一度も詩を読んだことがありません。
この機会に、ちょっと詩を覗いてみましょうかね。
[ 2020/09/10 21:26 ] [ 編集 ]
Σ matsubaraさんへ
毎日の更新ですが、ひとつは写真と文を簡単に掲載しているだけ
しかもコメント欄を閉じています。
ブログを始めた当時の元気はありませんよ。
かつてのように街道筋を歩いて写真を撮ることも無くなりましたしね。
[ 2020/09/10 21:30 ] [ 編集 ]
Σ 大連三世さんへ
日本の城には堀で囲まれたものが多いのですが
湖にせり出して造られた城はあったのでしょうか・・・。
レマン湖のシヨン城を見て、そんなことを持ってました。
[ 2020/09/10 21:32 ] [ 編集 ]
Σ agewisdomさんへ
内部は暗かったですね。
当時は実用上の明かりになるものがあったのでしょうが
この日は、そのようなものを見かけませんでした。
[ 2020/09/10 21:35 ] [ 編集 ]
Σ のんきさんへ
研修旅行でしたっけ、報奨旅行でしたかね。
お若いのんきさんを写真で拝見したことを覚えていますよ。
確か、スイスではジュネーヴに行かれたのですよね。
ジュネーヴからモントルー(シヨン城)までバスで1時間半くらいかな。
シヨン城でののんきさん、ブログでご紹介くださいね。
[ 2020/09/10 21:40 ] [ 編集 ]
Σ tonaさんへ
シオンに寄られたのですね。
Saas-Feeの風はインターラーケンからシヨン城に行きましたので
シオンを通るルートとは別ルートになります。
シオンの城は丘の上にあり、トゥルビヨンの城と呼ばれるそうですね。

シヨン城のトイレ・・・ですか、どんなトイレでしたかねえ。
[ 2020/09/10 21:45 ] [ 編集 ]
シヨン城の内部は前年のツアーで行きましたが、その時のガイドさんが囚人の処刑場の説明をしている時、「ここで写真を撮ったらナニかが写るかもしれません」なんてことを言って、ツアーの人ほとんどが写真撮ってました💦私もパシャっと1枚撮りましたが、当然普通の写真です。重々しい雰囲気ではありましたけどね。
この時はツアーから離れてシヨン城の全景が見えるところまで行ったのはいいんですが、近そうに見えていた場所が意外と遠くて、帰りは集合時間に間に合わないのでは⁉︎と道路沿いを焦って歩いていた記憶があります😅写真載せてくださりありがとうございます。
[ 2020/09/18 07:54 ] [ 編集 ]
Σ Heidiさんへ
背後霊のようなものが写っていたら面白かったのにねえ~。
Heidiさん撮影写真をお借りしてしまいました。
やはり全景が欲しいですからね。
無断拝借ごめんなさい。
好い写真です。
どれくらい離れていたのでしょうか、何分くらいかかったのかなあ。
2006年のスイス旅では、バスがこの近くのフリーウェイを走っていたような記憶があります。
シヨン城のトイレをご覧になっていましたか。
[ 2020/09/18 10:30 ] [ 編集 ]
撮影ポイントまでは往復30分以上かかりました💦最後はちょっと小走りで戻ってましたね。でも行って良かったです。
シヨン城のトイレは全く記憶になく、行ってるはずなんですけどねぇ。
[ 2020/09/23 07:43 ] [ 編集 ]
Σ Heidiさんへ
遠方でしたね。(片道30分以上ですよね)
好いところを見つけておられます、写真がすばらしいです。
トイレのこと、tonaさんのコメントによりますと
見学者用のものではなくて、当時のトイレのことだそうです。
下の水面が見えていたとのことですよ。

LINEの写真をありがとうございました。
ショーウィンドウをよくまあ撮っておられたものと思いましたよ。
レストランの食事、そうそう、こんなだったなって微かに思い出していました。
[ 2020/09/23 15:13 ] [ 編集 ]
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Saas-Feeの風

Author:Saas-Feeの風
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ルツェルン旧市街のカペル橋
(撮影 2008年07月09日)

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