花筐~花がたみ

気ままに各地を歩きながら撮った写真をメインにして・・・


“氷河特急でツェルマットへ 後篇  スイス2004 その9”からの続き>

ツェルマットの駅前広場でホテルの車に荷物を積み込む。

040706ツェルマットa

小雨降る中、ツェルマットの目抜き通りを傘を差しながら歩いてホテルへ向かう。


好い天気の日には途中の川に架かる橋からマッターホルンが見えるそうだが

この日は雨のため姿がまったく見えていない。

040706ツェルマットからベルグホフへ-5

この川の流れは雨のためなのか、白濁色というよりも薄茶濁色になっている。


この日から2年後の2006年7月12日のこと

サースフェー(Saas-Fee)に泊まっていたHeidiさん母娘とSodさん夫妻

そしてSaas-Feeの風、風の神の6名はツアーを離脱し

チャーターした車でツェルマットを訪ね

そこを基点としてマッターホルン中心のハイキングを愉しんでいた。


そのときに、同じこの橋からマッターホルンを撮った。

060712ツェルマットの橋から
(この1点のみ 撮影 2006年07月12日(水)) CANON IXY DIGITAL55)


さて、話を元に戻して、駅から20分ほど歩いて3泊するホテル・ベルクホフに到着。

部屋に入るとすぐにベランダに出てマッターホルンの姿を探すが

雨のためにそれは無理なことだった。

部屋からマッターホルンが正面に見えるはずだったのに~~。

近くの様子ははっきり判るのだけどね。

ベランダには花が飾られている。

040706ツェルマット・ベルグホフb


ベルクホフは木をたっぷりと使った山小屋風になっている。

040706ツェルマット・ベルグホフa

(撮影 2004年07月06日(火) フィルム写真をスキャニング)


翌7日の朝、雨は降っていない。

ベランダに出るとツアーの皆さん数名が庭に出ている姿を見た。

声をかけると「30分ほど前にはマッターホルンが見えていた」とのこと。

「ええっ、もう少し早起きすれば好かったなあよ~」

マッターホルンの中腹から山頂までは雲に隠れている。

でも、これも巡り合わせだ・・・。

次に期待しながらベランダからのマッターホルンを撮っておこう。

040707スイス・ツェルマット-1


ベランダの花を手前にし、ベランダから見える景色を撮った。

左の屋根はベルクホフのもの、右にクライン・マッターホルンへのゴンドラ用支柱が見える。

040707スイス・ツェルマット-2

クライン・マッターホルン(小さなマッターホルンという意味)は標高3883m

因みにマッターホルンの標高は4478m。


前日の夕刻ほどにはガスがかかっておらず、山裾がはっきり見える。

040707スイス・ツェルマット-3


この日  6:15 モーニングコール    7:00 朝食

7:45 ゴルナーグラート鉄道の駅へ徒歩にて向かう。

040707スイス・ツェルマットa



040707スイス・ツェルマットb

目抜き通りにある時計店

実は、この店で、数年前までSaas-Feeの風と同じ職場にいた若い女性が働いているのだ。

その女性とツェルマットで再会し、一緒にハイキングをすることになっている。

040707スイス・ツェルマットc

前日に氷河特急で着いたツェルマット

この駅前広場のそばにあるゴルナーグラート鉄道の駅から

電車でゴルナーグラート(3099m)展望台に向かう。

(撮影 2004年07月07日(水) フィルム写真をスキャニング)

<次回はゴルナーグラート 前篇>



【ここまでの様子はこちらで】

““ハイジの泉” マイエンフェルトにて  スイス2004 その1”

““ハイジの道”ハイキング 前篇  スイス2004 その2”

““ハイジの道”ハイキング 後篇  スイス2004 その3”

““ユリア峠”(標高2284m) そして“エーデルワイス”  スイス2004 その4”

“ピッツネイル(標高3030m)に向かう  スイス2004 その5”

““コルヴィリア”から“チャンタレラ”までハイキング  スイス2004 その6”

“サンモリッツの風景  スイス2004 その7”

“氷河特急でツェルマットへ 前篇  スイス2004 その8

“氷河特急でツェルマットへ 後篇  スイス2004 その9”

        

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このホテルで3泊したのですか。
お天気が残念だったようですね。
[ 2020/07/23 07:26 ] [ 編集 ]
傾いたワイングラスはあまり使わなかったです。
面白がっていただけです。
はい、新田次郎『銀嶺の人』です。読み終わりました。
あんな絶壁を登ったのですね。
あの橋からモルゲンロートを見ました。
そういえば北イタリアに行ったときにイタリア側からの逆さマッターホルンを見ることも出来ました。
ツェルマットのこの大通り、印象に残っています。羊がやってきて暫く身動きがとれなかったところです。
どの建物もお花が競うようにきれいでしたね。
[ 2020/07/23 08:38 ] [ 編集 ]
おはようございます
山の天気は良く変わりますからね。
パキスタンで6ヶ月の出張を終える際に現地の人の車で
k2が見る所まで行きましたが見えなかったです。
その運転手がアジア大会の陸上選手だったとか・・
K2は、カラコルム山脈にある山で標高は8,611mで、
エベレストに次ぐ世界第2位の高さです。
[ 2020/07/23 10:18 ] [ 編集 ]
お食事風景も素敵ですね
こんな素敵なところでお食事したいです
ぽち
今日もお互い予定が無事にこなせるといいですね
頑張りましょうね
[ 2020/07/23 10:47 ] [ 編集 ]
Saas-Feeの風さん、こんにちは~♪
ツェルマットの駅前広場は日本人観光客で賑わっていますね。
今年は観光客も少なく、閑散としているでしょうが、
このような日が、一日も早く戻ってほしいと思います。

ツェルマットについたときは雨だったようですが、
翌日は雨が上がって良かったですね。
マッターホルンの眺望も2年後のお写真を載せて頂いたので
楽しむことが出来ました。
花で彩られたツェルマットの街並も素敵でした。
[ 2020/07/23 15:16 ] [ 編集 ]
憧れの景色
映像でしか見たことない景色
憧れます。
もう行くことはできません。
[ 2020/07/23 18:58 ] [ 編集 ]
この年はマッターホルンとはご縁がなかったですねぇ。私たちの部屋は1階で、庭のようになった外に出られる感じでしたが、いちいち外に出ないと景色が見えず、ほんの少し姿を現したマッターホルンは見ることができませんでした。
2年後は素晴らしくお天気が良かったですね!ただ2006年の旅行はほとんど写真がないのですよ…出発前からカメラが故障していたようで帰国後現像してみたらほぼ何も写ってなかったという悲劇が。。(T-T)いまだにネガや写真の整理をしていません。
そしてそれをきっかけに趣味のカメラもやめてしまい、デジカメに移行したという経緯なんですよね(⌒-⌒; )
[ 2020/07/23 21:21 ] [ 編集 ]
こんばんは(^o^)/
スイスの旅日記、続きも拝見させていただきました。
ツェルマットの街が懐かしいです。
街の目抜き通りを通り過ぎた川の辺りから望むマッターホルン、私も記憶しています。
街の中のどこかのレストランで、駅で出会った日本人女性2人と一緒に飲んだことを思い出しました。
[ 2020/07/24 00:43 ] [ 編集 ]
二度目のスイスは諦めていますが、こういう
素敵な記事を拝見しますと、また行きたく
なりますね。
しばらくはコロナで国外も国内もダメでしょうね。
[ 2020/07/24 09:33 ] [ 編集 ]
Σ 三面相さんへ
マッターホルンを見るには、まったくダメな日でしたね。
2006年7月に再チャレンジしてマッターホルンを堪能しました。
[ 2020/07/24 15:35 ] [ 編集 ]
Σ tonaさんへ
銀嶺の人はマッターホルン北壁登攀の話ですね。
読んだことはありません。
逆さマッターホルンは2006年のハイキング中に見ましたよ。
写真を撮ったはずですが上手く写っていなかったかもわかりません。
“スイス2006”でアップできると好いのですが、
それもいつのことになるのやら・・・。
ツェルマットの大通りはバーンホフストリートでしたね。
3泊中に何度も歩きました。
[ 2020/07/24 15:43 ] [ 編集 ]
Σ ma_kunさんへ
8000mを超える山ですね。
スイスで見た山は4000m級ですから
それらの2倍ありますね。
大きさを窺い知ることができます。
[ 2020/07/24 15:46 ] [ 編集 ]
Σ たんぽぽさんへ
4連休中ですがお客さんは通常と違いがあるでしょうか。
新型コロナウイルスが怖いですね。
いつも応援ありがとうございます。
[ 2020/07/24 15:47 ] [ 編集 ]
Σ hiroさんへ
hiroさん、こんにちは。
ツェルマットには日本人観光客が多いですよ。
日本語表示をする店がたくさんありますし
街の中には日本語で刻まれた記念碑もありました。
マッターホルンは天候が悪くて姿を見ることはありませんでした。
でも2年後の7月にその姿を堪能しましたよ。
いつかブログで写真を紹介したいと思っています。
過去、何度か、その中から選んだ写真をアップしており
それらは“スイス2006”カテゴリの中に入っています。
[ 2020/07/24 15:53 ] [ 編集 ]
Σ 大連三世さんへ
快復なさったのですね。
後ほど、そちらに伺います。
[ 2020/07/24 15:54 ] [ 編集 ]
Σ Heidiさんへ
氷河急行・ダイニングカーでの食事写真を送ってくださって
ありがとうございました。
確かにワインに合いそうなものですね。
でもワインじゃなく、ビールを呑んでいましたよ。
ワインを呑むと酔っぱらってしまうと考えたからかなあ~。
カメラの調子が悪くて写真が撮れていなかったと、
帰国後に伺ったことを覚えています。
確かベットマーアルプのホテルで、何かにつまずいたHeidiさんが
カメラを床に落とされたように思います。
それが原因と思ってましたが、最初から調子が悪かったということですか。
2006年は天気に恵まれて好かったですね。
[ 2020/07/24 16:02 ] [ 編集 ]
Σ 慕辺未行さんへ
バックナンバーにも目を通してくださってありがとうございます。
バーンホフ通りは賑やかでしたね。
原宿を歩いているような・・・そんなイメージですよ。

旅先で知り合って一緒に食事まで・・・好い思い出ですね。
学生時代のユースホステルを使った旅では
そういうことがありましたね~。
[ 2020/07/24 16:07 ] [ 編集 ]
Σ matsubaraさんへ
このブログアップのペースでは、
最終話がいったいいつごろになるのか・・・
見当がつきません。
写真を取捨選択していますが、
それでもアップする枚数が多くなります。

東海三県長く45例だったのに、ここにきて毎日の発生
ついに60例を超えました。
[ 2020/07/24 16:12 ] [ 編集 ]
Saas-Feeの風様はグラスワインでは酔っ払わないと思います(笑)白ワインに合いそう!と今なら思います。

そうなんですよ。バットマーアルプで転倒してカメラを床に叩きつけてしまい完全に壊しましたが、出発前からシャッターが故障してたようで、転倒前までに撮った数十本のフィルムを現像して初めてわかりました。写真の下4分の1くらいしか写ってなかったり、ほぼ何も写ってなかったり。転倒前までのは撮れてたと思ってたから大ショックで、しばらく立ち直れなかったです。転倒後はもう1台持っていたポケットカメラで撮ってたので、それは大丈夫でしたが、転倒したのもほぼ旅の終わり頃でしたからね。

10年以上、ネガもほぼ何も写ってない写真も触らずそのままにしています。撮れてたポケットカメラの写真さえ整理しておらずで。今年の夏休みには整理してみようかなーと思ってます。
[ 2020/07/26 22:49 ] [ 編集 ]
Σ Heidiさんへ
ハハハ、当時はそうだったのかも判りませんが
16年経った現在では350mlの缶ビール1本で酔っぱらっていますよ。
2本呑んだら、もう呑めないよってところです。
ホント、弱くなりました。

ああ~~そうでしたね、後日、そのことを伺っておりました。
シャッターボタンを押したときに、
シャッター幕の半分が開かなかったのでしょう。
めちゃくちゃ残念ですよね、Saas-Feeの風がそういうことに遭ったら
やはり、しばらくは立ち直れないことでしょう。

お休みの間に当時を振り返ってください。
半分しか写っていない写真であっても、
そこに懐かしさが溢れてくると思いますよ。
[ 2020/07/27 08:20 ] [ 編集 ]
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プロフィール

Saas-Feeの風

Author:Saas-Feeの風
ニックネームは
スイスの村名に因みます


スイス

偶然 リギ山上(標高1750m)から見えた

スイス空軍ジェット戦闘機6機

(撮影 2008年07月10日)

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