花筐~花がたみ

気ままに各地を歩きながら撮った写真をメインにして・・・


“氷河特急でツェルマットへ 前篇  スイス2004 その8 からの続き>

右手に大きな建物が見えてきた。

スイスで最も古い修道院のひとつで、8世紀に建てられたとのこと。
(ヴェネディクト派)

040706氷河特急-22


修道院のそばを通過すると、すぐにディセンティス駅に到着した。

ここで10分ほど停車して機関車を取り替える。

ここまでレーティッシュ鉄道の白い機関車だったが

ここからツェルマットまではマッターホルン・ゴッタルド鉄道の赤い機関車になる。

040706氷河特急・ディセンティス駅

【路線標高】

サンモリッツ 1775mライヒェナウ 604mディセンティス 1030m 

オーバーアルプパスヘーエ 2033m(最高標高)ツェルマット 1620m


ディセンティス駅を過ぎると急傾斜となるので

登山鉄道のラックレールが使われているそうだ。


緑の多い光景の奥には雪の山が見える。

040706氷河特急-26


氷河特急を牽引する赤い機関車

040706氷河特急-27



040706氷河特急-28


牧歌的な光景が続いていたが、次第にガスと雪が間近に見られるようになってきた。

このあたりが氷河特急の最高標高(2030m)地らしい。

オーバーアルプゼー

040706氷河特急-29



040706氷河特急-30


2033m地点を過ぎると下り坂になる。

車窓からさまざまな花が見られるようになった。

040706氷河特・花一面


遠方のため姿が判然としないが、草原に牛や犬が見られる。

040706氷河特急-43



040706氷河特急-42


峡谷の急流は氷河からのものであり、流れは透明でなく、白濁色をしている。

040706氷河特急-33


氷河が見えてきた。

040706氷河特急-34


地滑りの跡

040706氷河特急・地滑り遺跡


18:10 ツェルマットに到着

040706氷河特急・ツェルマット着

サンモリッツからツェルマットまで約8時間の乗車だが

車窓からの眺めに飽きることは全く無かった。


ツェルマットは雨だ。

3泊するホテルのベルクホフへ向かう。


(撮影 2004年07月06日(火) フィルム写真をスキャニング)

<次回はツェルマット 前篇>



【ここまでの様子はこちらで】

““ハイジの泉” マイエンフェルトにて  スイス2004 その1”

““ハイジの道”ハイキング 前篇  スイス2004 その2”

““ハイジの道”ハイキング 後篇  スイス2004 その3”

““ユリア峠”(標高2284m) そして“エーデルワイス”  スイス2004 その4”

“ピッツネイル(標高3030m)に向かう  スイス2004 その5”

““コルヴィリア”から“チャンタレラ”までハイキング  スイス2004 その6”

“サンモリッツの風景  スイス2004 その7”

“氷河特急でツェルマットへ 前篇  スイス2004 その8

        

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8時間の列車の旅とは凄いですね。
途中で食事もあるわけですね。
次回も楽しみにしています。
[ 2020/07/21 07:22 ] [ 編集 ]
偶数年にその後スイスに行かれなくても
三回も行かれて満足されているのでは
ないでしょうか。
私などはたった一回ですからね。
[ 2020/07/21 08:22 ] [ 編集 ]
おはようございます
氷河をこの目で見てみたいですよ。
最近北アルプスでも氷河と認定された雪渓があるようです。
富山の立山の雪渓だそうです。
[ 2020/07/21 11:46 ] [ 編集 ]
こんにちは~
列車の旅も良いですね。
一番↑の写真は修道院ですか?
最初はお城かと思い錯覚して
しまいました。
[ 2020/07/21 16:29 ] [ 編集 ]
Saas-Feeの風さん、こんばんは~♪
大きな修道院ですね。
2つの塔が印象的です。
車窓からの景観も素晴らしいですね。
緑が多くて癒されます。
オーバーアルプゼーの湖、牧場、美しい村、氷河、
約8時間の氷河特急、私も満喫させていただきました。

バロータ・スペシオサ、綺麗に咲きましたね。
[ 2020/07/21 19:09 ] [ 編集 ]
こんばんは~
一緒に旅をさせていただきましたよ。
グーグル地図でツエルマット、サンモレッツなど探しながらブログの景色を航空写真と比べたりして。
日本の旅とは違い、追いかけるるのはなかなか大変でした(笑)。
スイス、すごいところですね!。
[ 2020/07/21 22:40 ] [ 編集 ]
素晴らしい旅行ができてよかったですね(^^)
ぽち
[ 2020/07/22 06:35 ] [ 編集 ]
車窓からのお花畑がすごくキレイでしたね。私の頭の中はずっと「世界の車窓から」のテーマ曲が流れてましたよ(笑)
[ 2020/07/22 07:30 ] [ 編集 ]
これまた懐かしい氷河特急。
前回書かれている傾いたワイングラスを買ってしまいました。
今はもう食器棚にないということは??
沿線の景色、美しかったですね。
冒頭の修道院は全然覚えていませんでした。
今マッターホルンが出てくる小説を読んでいるのでよけい懐かしいです。
老体鞭打って行きたいところですね。でも無理ですが。
[ 2020/07/22 09:33 ] [ 編集 ]
Σ 三面相さんへ
昔の東京ー大阪の特急は8時間くらいでしたっけか?
東海道線は乗っていて飽きましたよ。
[ 2020/07/22 15:54 ] [ 編集 ]
Σ matsubaraさんへ
いえいえ、まだ行っていないところがありますからね。
四度目・計画倒れしたハイキングツアーが心残りです。
スイス・イタリア両国の国境近くを廻るツアーでした。
[ 2020/07/22 15:57 ] [ 編集 ]
Σ ma_kunさんへ
氷河を目の前で見ましたよ。
2006年にはアレッチ氷河のそばを歩きました。
その他のエリアでも間近に見ましたしね。
青い色をしてますね。
[ 2020/07/22 16:00 ] [ 編集 ]
Σ 蓮の花さんへ
海外で列車の旅をなさってくださいね~。
日本と異なる環境ですから、興味の尽きることがありません。
ハイキングせずとも、車窓から景色を愉しめますね。
[ 2020/07/22 16:04 ] [ 編集 ]
Σ hiroさんへ
hiroさん、こんにちは。
車窓からの景色は広々としてますね。
日本ではこんなに広い草原を車窓から見たことがありません。
学生時代の北海道の汽車の旅で、もしかしたら見ていたかもわかりません。
のんびりとした、ゆったりとした光景から一転して険しい谷、一面を覆うガス・・・
変化に富んだ光景が見られました。

バロータ・スペシオサには、花の咲いていない株が残っています。
いつごろ咲くでしょうか、四季を通して花が咲くそうですよ。
[ 2020/07/22 16:10 ] [ 編集 ]
こんにちは
Saas‐Feeの風さん
海外の旅の最後は?
咄嗟に娘に応えたのはスイス。
画像は絵葉書の如く美しく
拝見して嬉しくてなりません。
澄み切った空気
最高の好い旅をされましたね。

今日の淡い色のお花
大切に育てられていますね(^^♪
[ 2020/07/22 16:13 ] [ 編集 ]
Σ 筑前の国良裕さんへ
そうでしたか・・・
マップをご覧になりながらの架空の旅を愉しまれたようですね。
かつては頭の中にスイスのマップが入っていましたが、
もうすっかり無くなっていますよ。
ブログにまとめるためにスイス関連の書籍を引っ張り出しています。
間違ったことを書けませんからねえ~。
[ 2020/07/22 16:14 ] [ 編集 ]
Σ たんぽぽさんへ
東京の感染者数が200を超える日が増えていますので
毎日のお仕事中がご心配でしょう。
どうぞ気を付けてくださいね。
いつも応援ありがとうございます。
[ 2020/07/22 16:16 ] [ 編集 ]
Σ Heidiさんへ
富士通提供の“世界の車窓から”ですね。
23時を過ぎたころの放送でしたが、現在も継続しているのですかね。
長く観ていないのですよ。
ビデオテープの時代に、あの5分程度の番組を120分テープに録画していました。
スイス篇だったかな、覚えていません。
単純計算で24日分の収録ができますね。
結局、再生すること無く、破棄したようです(現存してません)
[ 2020/07/22 16:22 ] [ 編集 ]
Σ tonaさんへ
あの傾いたワイングラスを購入なさったのですね。
実用なさいましたでしょうか。
今はすでに食器棚には見当たらない!?
話のタネには面白いグラスですよね。
現在だったらブログネタになりました。
購入すれば好かったな・・・ですよ。
マッターホルンの出てくる小説って、どんな小説でしょう。
新田次郎さんんかな?
[ 2020/07/22 16:26 ] [ 編集 ]
Σ ふーちゃんさんへ
フィルム写真の保存状態が思ったよりも好かったので
ブログアップできています。
16年前のスイス行をブログアップするきっかけは
ブロ友さんの新田次郎記念碑(インターラーケンにあります)写真のブログアップでした。
次回のツェルマット篇も天気が悪く、写真もイマイチですが
あと数回で花満載の記事になると思いますので
お時間あるときに覗いてくださるとうれしいです。

淡いピンクのキキョウは、本日22日、ついに最後の花まで終わりになりました。
2-3日中に庭の白いキキョウの写真をアップする予定です。
[ 2020/07/22 16:33 ] [ 編集 ]
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Saas-Feeの風

Author:Saas-Feeの風
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スイス
ルツェルン旧市街のカペル橋
(撮影 2008年07月09日)

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