花筐~花がたみ

気ままに各地を歩きながら撮った写真をメインにして・・・


参加するイベントの下見で名古屋港ガーデンふ頭に行って来た。

ひと際、目立つ建物が“名古屋港ポートビル”(高さ63m)

170307名古屋ポートビル

3階と4階が“名古屋海洋博物館”であり

7階は展望室(地上53m)になっている。


展望室からの眺め

橋は伊勢湾岸自動車道

170307名古屋ポートビル展望階から伊勢湾岸道


高層ビル群はJR名古屋駅周辺

170307名古屋ポートビル展望階から名古屋駅方向


左端の銀色ドームから右の建物一帯は“名古屋港水族館”

170307名古屋ポートビル展望階から

アーチ状の屋根の下ではイルカショーの真っ最中で

3頭か4頭のイルカがジャンプした瞬間を撮った写真なのだが

望遠レンズが短いことと露出不足とで判然としない。

右端中央やや下の建物はフードコートのあるJETTY


写真に続くポートビルの真下には南極観測船“ふじ”が繋留されている。

170307ふじ-1

1965年(昭和40年)から1983年(昭和58年)まで南極観測船の役割を担っていた。

1984年に引退して名古屋港ガーデンふ頭に繋留され

1985年から南極観測に関する資料館・博物館として公開されているとのことだ。


あいにくこの日はリニューアル工事のため休館中だった(1月10日~3月24日)

170307ふじ-2

岸壁から撮った

170307ふじ-3


ポートビル展望階入場券

名古屋ポートビル入場券
(三施設の入場共通券は700円だが“ふじ”休館中は単独券のみ取り扱い)


ここに“タロ”と“ジロ”の像があることを知らなかった。

170307タロとジロ

タロジロは1957年(昭和32年)の第一次南極越冬隊とともに昭和基地に残った樺太犬の兄弟

1958年の第二次越冬隊が荒天のため二ヶ月近く経っても昭和基地に入れず

一次隊は何度かに分けて基地から南極観測船“宗谷”へ帰船する。

樺太犬については仔犬8頭とその母犬1頭を収容できたが

残る15頭は重量オーバーでヘリコプターに乗れず

共食いを防ぐために首輪を鎖につないで基地に残された。

それから1年経って1959年1月

第三次越冬隊が無人の昭和基地をヘリコプターで偵察した時に

二頭のカラフト犬が生きていることを確認した。

その二頭がタロジロだった・・・


このころのSaas-Feeの風は中学生だったので

おおまかな経緯については記憶に残っている。

どうやって鎖から離れられたのだろ

食べ物は

あとの13頭はどうしたのだろ

可哀想なことをしたものだ・・・

なんて思ったことを覚えている。



“ABCこどもの歌”(ABC朝日放送)だったと思うが、こんな歌があった

 よかった よかった 生きていた

南極基地の樺太犬 ちぎれるばかりに 尾を振って

飛びついたというタロー ジロ

あまりのことに うれしさに・・・
(この後に続く歌詞を覚えていない メロディーは判っているが・・・)



ふじ”の主錨やスクリュー、スクリュー軸、雪上車も屋外展示してある。

そばの掲示によると

主錨の重量は4160kg スクリューの直径は4900mm 重量は21700kg 軸の重量は25800kg

170307ふじの碇やスクリュー


昼になったのでふ頭にあるJETTYのフードコートで“名古屋きしめん”(400円)を~~

170307JETTY名古屋きしめん400en

関西うどんに慣れているSaas-Feeの風には、だしの醤油がきつい

(撮影 2017年03月07日(火))


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名古屋できしめん、一度食べてみたいです♪
応援☆
[ 2017/03/12 07:01 ] [ 編集 ]
名古屋港ポートビル
お早うございます。

伊勢湾岸道路から、ビルや観覧車が、チラッと言える場所がありますが、ここでしたか。

孫でも連れて行ってくるのも、いいですね。
[ 2017/03/12 07:28 ] [ 編集 ]
おはようございます
娘たちと行きました
名古屋港水族館、イルカのショー楽しかったなぁ~
隣の南極観測船ふじも見学しました
きしめん、ぺらぺらの麺好きです
でもしょっぱかったのですか?
私も出汁の効いたうす味が好きです
[ 2017/03/12 07:31 ] [ 編集 ]
いつか行きたいです
名古屋まで30分のところに住んでいるのに
まだ名古屋港には行っていません。
なかなか機会がなくて・・・
神戸港や横浜港には行っているのに・・・
[ 2017/03/12 08:02 ] [ 編集 ]
おはようございます
残念でしたね工事中で
私は以前船橋港で見たことがあります
狭い館内急階段、それと散髪する場所までありましたが
散髪はめいめいにやるのだそうで
隊員が隊員の髪を切るとのことでした。
[ 2017/03/12 08:38 ] [ 編集 ]
おはようございます
タロウとジロウの像は、東京タワーにもあった記憶があります
当時は苦労したのでしょうね
[ 2017/03/12 09:20 ] [ 編集 ]
タロとジロはここにいたんですか。
南極越冬に行った人がいますので
この船のことなども聞いてみます。
[ 2017/03/12 09:51 ] [ 編集 ]
おはようございます~
昭和基地に残された多くの樺太犬の事は小学校の時に映画記録で
見ました。
氷に挟まれて身動きできなかった宗谷をソ連のオビ号が救助して
くれた事も歴史に残りますね。
政府は南極大陸の昭和期基地での観測を続行するかどうかを検討
しましたが、多くの国民の声があり再び昭和基地での観測を再開
することに決定しました。

再開に当たり、昭和基地の様子を空から偵察した時に乗っていた
隊員が犬係の人でヘリコブターを追ってくる2つの黒い点に気付き
基地に降りてみたらタローとジローだったのです。
2頭の犬を直ぐに日本に連れて帰りたかったのですが寒い所から日本の
気候に無理だろうということで次の観測隊に引き継がれました。
日本に帰って来た2頭の樺太犬は札幌で余生を送ったと聞いています。
[ 2017/03/12 10:32 ] [ 編集 ]
おはようございます♪
タロとジロは子供たちに、本を買って与えた事が有ります(^o^;
タロは最期を北海道で迎えたようで、人間への忠誠心も忘れてなかったと、
本当に犬って、利口なんだなって思いますね。
[ 2017/03/12 10:35 ] [ 編集 ]
懐かしい「南極物語」
“南極物語”は懐かしいですね。
子供がいつも楽しみにして、TVで見ていました。テーマ音楽も憶えています。
いとこの結婚式の披露宴でこの音楽が流れた時に、亡くなった長男が頭に浮かんで、涙が止まらず、気まずい思いをしたことがあります。
タローとジローは、1年間、南極に繋がれて置き去りにされても、人を恨まず隊員に擦り寄ってくる姿は、今でも感激します。
[ 2017/03/12 16:06 ] [ 編集 ]
こんにちは~
タロとジロの映画、TVで見たことがあります、犬との再会の時は涙ボロボロ出ました(笑)。
犬とか共食いをすると聞いて驚きましたね。
ふじは氷を砕きながら進むので、一般の船とは違い特別な作りになっているのでしょうね。
[ 2017/03/12 18:50 ] [ 編集 ]
名古屋港
名古屋港には学生時代にアルバイトで何回か行ったことがありますが
すっかり変わってしまったようです。
タロ、ジロ当時のニュースを思い出します。
[ 2017/03/12 19:55 ] [ 編集 ]
Saas-Feeの風さん、こんばんは~♪
日本全国で訪ねたことがない県が4つあるのですが、
それが愛知、三重、和歌山、大阪です。
いつか訪ねてみようと思いながら。なかなか実現できません。
名古屋港、名古屋城など見どころも多いようですね。

南極物語は子供達を連れて観に行きました。
タロとジロが生き残り、最後に抱き合うシーンではとても感動
しましたが、置き去りにした人間の身勝手さは納得できませんでした。
高倉健が主役でしたが、その後キムタクでもドラマ化されたようですね。
[ 2017/03/12 21:15 ] [ 編集 ]
港のある風景
横浜に暫く住んでいました。神戸の学校からは神戸港が見えました。クイーン・エリザベス号が入港した時、窓の外にみとれてシスターに叱られましたが、そのあとみんなで窓際で見ることを許され、ついに船内見学にまで学校で連れて行っていただくことになりました。
港は好きです。
タロ、ジロの映画は娘を連れて見に行きました。
[ 2017/03/12 21:28 ] [ 編集 ]
おはようございます
港と船の好きな僕にとって行ってみたい所です。
20年ぐらい前に仕事で春日井に2ヶ月行ってた時が
ありました。
うどんは関西か讃岐が美味しいですね。
[ 2017/03/13 07:30 ] [ 編集 ]
きしめん大好き
名古屋港は随分前に行ったきりです
ふじも見てきて水族館もみて帰ってきました
「タロ、ジロ」は映画やテレビで見ましたが
本当に・本当に可哀想で号泣しました

名古屋生まれの私はきしめん大好きです
薄い麺て濃い目のお味でかつおがたっぷり
安くて美味しくて大好きです

[ 2017/03/13 15:06 ] [ 編集 ]
もう一度名古屋に行きたい!
名古屋駅周辺の高層ビルを懐かしく見ています。
名古屋港の南極観測に関する資料館・博物館を一度は見学したいです。
[ 2017/03/13 16:53 ] [ 編集 ]
あの南極観測船は名古屋に繋留されていたのですか。
オレンジ色の大きな船体ですね。
ご紹介してくださってありがとうございます。
タロ、ジロの歌は知りませんが、感動しましたね。
映画も観ました。
疑問、本当にそう思いました。不思議というかその生命力にはもうびっくりでした。
銅像を見ただけでも涙が出そうです。可愛いですね。
海洋博物館も面白そうです。
[ 2017/03/13 20:20 ] [ 編集 ]
こんばんは
南極観測船が今でも繫留されているのですか
維持費の事が気になりますがペイしている
のでしょうね
[ 2017/03/13 20:38 ] [ 編集 ]
おはようございます
おはようございます
名古屋ガーデンふ頭には久しく行っていませんね。
確か以前に日本丸だったかが入港したときに
見にいったことがあります。
目的が帆船を見る、だったのでそれだけで終わっていました。
こんなに見所がありましたか。
夜景も良さそうですね。
[ 2017/03/14 08:50 ] [ 編集 ]
タローとジロー、その他の置き去りにされた犬、可哀想でしたね。
こういう話、若い知らない人達にも知って欲しいですね。
心が洗われるようです。
[ 2017/03/14 08:58 ] [ 編集 ]
Σ たんぽぽさんへ
応援ありがとうございます。
いつもこちらから応援していますよ~(^^♪
[ 2017/03/14 13:37 ] [ 編集 ]
Σ mcnjさんへ
観光バスであの橋を通るときに見ていますが
自分で運転するときには前しか見ていません。
わき見すると怖いから・・・。
[ 2017/03/14 13:39 ] [ 編集 ]
Σ 由乃さんへ
イルカショーが見えていましたよ。
長いほうの望遠レンズのついたカメラをバッグから取り出したのに
その時にちょうどショーが終わったようで観客が一斉に立ち上がってました。
そちらのカメラだったらイルカのジャンピングを撮れたのに~~残念!
[ 2017/03/14 13:42 ] [ 編集 ]
Σ matsubaraさんへ
Saas-Feeの風は何年も四日市港に行ってません。
あ、でも夜景を撮りに行きました。
四日市港にもポートビルがありますが
展望階に行ってみようと思いながら
一度も行ってませんしね。
[ 2017/03/14 13:44 ] [ 編集 ]
Σ imaipoさんへ
“ふじ”は船橋港に寄港したことがあるのですか。
その次の観測船の“しらせ”は四日市港に寄港しましたよ。
何処かに写真があるはずで
“リログ”ににアップしていたかも・・・。
[ 2017/03/14 13:47 ] [ 編集 ]
Σ ヒューマンさんへ
東京タワーには30年以上行ってないような気がします。
神奈川にいたころですからねえ。
[ 2017/03/14 13:49 ] [ 編集 ]
Σ 三面相さんへ
観測隊の人と親交があるのですか。
お顔の広いことです・・・(^^♪
[ 2017/03/14 13:50 ] [ 編集 ]
Σ 蓮の花さんへ
タロとジロの話の映画があったのですね。
Saas-Feeの風はそれを見ていませんし
存在自体も知りませんでしたよ。
Saas-Feeの風が中学のころの南極観測隊のことでしたので
タロとジロの生還のことを覚えています。
[ 2017/03/14 13:53 ] [ 編集 ]
Σ ベルさんへ
子どものころに徳島からリンゴ箱に入れられて列車の旅をして
我が家に到着した犬がいました。
そのころから犬と仲良しの生活でしたね。
今は老犬二頭と遊んでいる毎日です。
[ 2017/03/14 14:00 ] [ 編集 ]
Σ massanさんへ
“南極物語”を見たことが無いのですよ~。
そんな映画を見ると泣いてしまうから見ないでおこう~~(^_-)-☆
よくまあ生還できたものと思いますよ。
どうやって鎖から離れることができたのでしょうね。
食料は南極の動物・・・ペンギンなどだったとか。
他の仲間の犬たちが可哀相ですよね。
[ 2017/03/14 14:04 ] [ 編集 ]
Σ 筑前の国良裕さんへ
観測船というよりも砕氷船ですよね。
“宗谷”は南極の氷に行く手を阻まれて立ち往生し
ソ連の砕氷船に助けられた・・・
その時がタロとジロたちカラフト犬の
置き去り事件になるのでしたね。
[ 2017/03/14 14:08 ] [ 編集 ]
Σ 大連三世さんへ
学生時代には名古屋で生活なさっていましたね。
以前にお聞きしたことがありました。
その当時とは、駅前から港まですっかり様子が変わっていますね。
Saas-Feeの風がこちらに来た時からしても
大きく変わっていますからね。
[ 2017/03/14 14:10 ] [ 編集 ]
Σ hiroさんへ
hiroさん、こんにちは。
Saas-Feeの風はそちらにいるころ、
愛知や三重に足を踏み入れる機会があるとは思っていませんでした。
三重に住んでいますが、まだまだ知らない三重があります。
兵庫県ではどちらに行かれたのでしょうね。
神戸でしょうかねえ。

南極物語を見たことがありません。
高倉健さんの主演映画なのですね。
泣いてしまうので見ないようにしますよ。
この記事を書いている時にも
タロ・ジロやほかのカラフト犬のことを
思い出して涙が出たほどです。
[ 2017/03/14 14:18 ] [ 編集 ]
Σ agewisdomさんへ
神戸港や横浜港には風情がありますね。
ハワイのオアフ島でクイーンエリザベス二世号に出会いましたよ。
大きな船ですね。
船内見学をなさったとは好い思い出ですね。
Saas-Feeの風はQE2に沿ってふ頭を歩いただけ、
見上げる高さが凄かった。
[ 2017/03/14 14:22 ] [ 編集 ]
Σ yuusuke-62さんへ
港がお好きですよね。
以前はニックネームにも使っておられてね。
春日井におられたのですか。
[ 2017/03/14 14:24 ] [ 編集 ]
Σ げんかあちゃんさんへ
我が家できし麺をつくるときには
関西風のだしをつくって麺を加えています。
だから店で味わうきし麵とは、ちょっと違っていますね。
ときどき“関西風〇〇”と謳っている店に入りますが
「これは関西風じゃないっ」ってことが多いですよ(^_-)-☆
[ 2017/03/14 14:28 ] [ 編集 ]
Σ golfunさんへ
前回に行けなかった場所を訪ねましょう。
お元気になられたら、ぜひ名古屋に来てください。
熱田神宮参拝をしなくっちゃ・・・。
[ 2017/03/14 14:31 ] [ 編集 ]
Σ tonaさんへ
タロとジロの歌は大阪のラジオ局・ABC朝日放送の子ども向け番組でしたから
全国には流れていなかったと思います。
関西出身のブロガーの中に、この歌をご存知のかたがおられると好いなと思い
本文に添えてみましたが、そのようなかたはおられないようです。

食料の無い極寒のなかで、よく生き延びたことと思いますね。
鎖から離れられないと食べ物を探せませんね。
当時のSaas-Feeの風は、どうやって束縛から離れたのかと不思議に思っていました。
[ 2017/03/14 14:38 ] [ 編集 ]
Σ 熊取のおっちゃんへ
どうなのでしょうね。
そのことよりもタロとジロの像に関心が向いてましたね(^_-)-☆
[ 2017/03/14 14:40 ] [ 編集 ]
Σ こぶっちょさんへ
伊勢湾岸自動車道を走っていると強風にハンドルをとられますよ。
今日(14日)も風が強くてねえ。
名古屋港ポートビルに行くには伊勢湾岸道が便利ですけどねえ。
14日には飛鳥Ⅱが入出港・・・にっぽん丸は23日入出港。
[ 2017/03/14 14:45 ] [ 編集 ]
Σ マーガレットさんへ
今の若い人たちの中でタロとジロの話を知っている人が
どれくらいいるのでしょう。
Saas-Feeの風は知らなかったのですがドラマになったようですね。
それを見て生還の話を知った人がいることでしょう。
[ 2017/03/14 14:50 ] [ 編集 ]
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[ 2017/03/30 20:54 ] [ 編集 ]
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Saas-Feeの風

Author:Saas-Feeの風
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ルツェルン旧市街のカペル橋
(撮影 2008年07月09日)

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